Windows XPには「管理共有」という仕組みがあり,すべてのドライブは必ずネットワークに公開されている——。プロにとっては常識だが,一般ユーザーの多くは管理共有の存在や仕組みを知らないだろう。これに限らずWindows XPには,知らないと非常に怖い思いをする一方で,その道のプロしか知らないような「常識」が数多く存在する。

 悪意のあるハッカーからの攻撃や,一般ユーザーのちょっとした設定のミスからWindows XPを守るためにはどうすればいいだろうか。そんなときに役立つプロの常識9例を4回分の集中連載で紹介しよう。



第1回:スパイウエアは管理者権限がなくても忍び込む (2005.11.07)
第2回:IEやOEに記憶したパスワードは簡単に取り出せる (2005.11.08)
第3回:暗号化ファイル・システムを使うとWindows Updateができなくなる (2005.11.09)
第4回:「エラー報告機能」で秘密情報が漏れ出すことがある (2005.11.10)