Windowsコマンド集
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gettype  システム環境変数 ERRORLEVEL を設定 (標準)

 構文  
GETTYPE [/S システム [/U ユーザー名 [/P [パスワード]]]] [/ROLE | /SP | /VER | /MAJV | /MINV | /TYPE | /BUILD]

 オプション 
/S システム 接続する相手先のリモート・システムを指定する。
/U [ドメイン\]ユーザー コマンドが実行されるユーザーのコンテキストを指定する。
/P [パスワード] 与えられたユーザーのコンテキストのパスワードを指定する。
/ROLE OSの役割を返す。 ドメイン・コントローラは「1」,メンバー・サーバーは「2」,ワークグループは「3」。
/SP インストール済みの最新のService Packのレベルを返す。Service Packがインストールされていない場合はERRORLEVELが「0」となる。Service Pack 1以降がインストールされている場合はERRORLEVELが「1」、「2」…となる。
/VER メジャーおよびマイナーのバージョン情報を返す。Windows XPがインストールされている場合,メジャーとマイナー両方のバージョンを同時に取得した場合,メジャー・バージョンは「5」,マイナー・バージョンは「1」,ERRORLEVELは「5100」と解釈される。
/MAJV メジャー・バージョン情報を返す。Windows XPがインストールされている場合,メジャー・バージョンは「5」,ERRORLEVELは「5000」と解釈される。
/MINV マイナー・バージョン情報を返す。Windows XPがインストールされている場合,マイナー・バージョンは「1」,ERRORLEVELは「100」と解釈される。
/TYPE インストール済みのOSの種類を返す。「Home Edition」は「1」,「Professional」は「2」,「Standard Server」は「3」,「Enterprise Server」は「4」,「Datacenter Server」は「5」,「Web Server」は「6」,「for Small Business Server」は「7」。
/BUILD OSのビルド番号を返す。
※ERRORLEVELを表示するには
echo %errorlevel%
と指定する。また,いずれの場合も、エラーが発生するとERRORLEVELに「255」が設定される。

 利用環境  
NT/2000/XP/2003

 説明  
このツールにより,要求されたオペレーティング・システム・テストに基づいた結果をシステム環境変数 ERRORLEVEL に設定できる。

 使用例  
インストールされているOSの種類を調べる。
gettype /type

 関連事項  
なし