来春の2014年4月9日で、Windows XPとOffice 2003のサポートが終了する。

 まだ先のことと思っていたが、気がつけばあと5カ月しかない。私の周囲でも少しずつだが、「渋々ながらWindows 7に移行しました」という声が聞こえてくる。Windows 8のアップデートが進む中、随分遅い動きのようにも感じるが、世間一般の感覚とはそんなものだ。

 実際、Windows XPの完成度は実に高かった。2001年に発表されてから個人・法人を問わず多くの支持を集め、今日に至っている。私自身も2013年の初めにようやくWindows XPからの移行を果たしたくらいだ。振り返れば10年以上も同じOSを使い続けたことになる。