「さっきトイレに行ったら、見覚えのあるスマホが洗面台に置きっぱなしになっていたよ」。会社の同僚にそう指摘されハッとした。手元にあるはずのスマホが無いのだ(写真1)。
メールやSNSのチェック、Webサイトの閲覧などに大活躍のスマートフォン。肌身離さず持ち歩いている人も多いだろう。記者もその1人。トイレに行くときも必ずスマホを持っていく。どうやら、手を洗うときに洗面台にスマホを置き、そのまま置き忘れてしまったようだ(写真2)。
急いでトイレに駆けつけた。だが、スマホは無かった。頭が真っ白になる。誰かに持ち去られたようだ。
頼みの綱の端末捜索アプリがリセット後で使えず
スマホが見当たらなくなるのは、今回が初めてではない。大抵は、さっきまで身に付けていたジャケットやカバンの中への置き忘れ。他の電話から自分のスマホ宛てに電話をかければ、着信音やバイブレーターの振動を手掛かりにすぐに見つかる。
電話をかけても物音1つしないと問題だ。車中で落としたスマホが座席の下に潜り込んでしまったときは、たまたま着信音もバイブもオフになっていたので見つけるのに苦労した。街中で落としたのかと思いドキドキした。
しばしばスマホが行方不明になり、そのたびにドキドキしたくないので、スマホの位置を特定する無料アプリを使っている。筆者が使っているのがAndroid用の「Lookout」(写真3、写真4)。ウイルスチェックなどを実行するセキュリティソフトだが、スマホの位置を特定する機能も備えている。インストールして端末捜索機能を有効にしておけば、地図サイト上でスマホの位置を確認できる。何回か、このアプリに救われていた。