1970年代後期~1990年代中期まで、日曜日の夜にテレビ朝日で放映されていた「ヒントでピント」を覚えていますか。いくつかのヒントを見て、頭にピントひらめいた事物を当てる、正にタイトル通りのクイズ番組です。日曜日の夜は、次の日からの学校や仕事のことを思うと憂鬱になりがちですが、この番組の問題を少ないヒントで当てると、嫌な気分がスッキリと解消されました。今回は、ヒントでピントの出題形式で、ITに関する問題を出題します。どうぞ、スッキリしてください。

 ヒントでピントの内容を紹介しましょう。芸能人や著名人が4人ずつ男性軍と女性軍に分かれて対戦します。問題の形式には、「2分割」「4分割」「8分割」「16分割」があり、分割数(ヒントの数)が多いほど、難易度が高くなっていました。分割形式の問題の他にも、モザイク処理された顔写真を見て人名を当てる「オープニングクイズ」や、モザイク処理されたビデオを見て何をしているところかを当てる「動画クイズ」などもありました。番組冒頭のオープニングクイズに正解すると、最後に出題される16分割の得点を倍にする権利が与えられました。

 私がこの番組を夢中になって見ていた時代は、男性軍のキャプテンが写真家の浅井慎平さんで、女性軍のキャプテンが作家の中島梓さんでした。浅井慎平さんは、オープニングクイズに正解した上で、最後の16分割問題を1ヒント目で当てるという離れ業を何度かやってのけ、見ている私を目一杯スッキリさせてくれました。最初に口頭で洒落たヒントを言う、司会の土居まさるさんの番組進行も実に軽妙でした。

図

 それでは、ITをテーマにして、ヒントでピントをやってみましょう。出題数は、2分割×4問、4分割×2問、8分割×2問、そして最後に16分割×1問です。雰囲気を味わっていただくために、お座興ですがオープニングクイズも用意しました。

オープニングクイズ(誰の顔でしょう)

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