今から30年ほど前に、TBSで放映されていた「人生ゲーム ハイ&ロー」というテレビ番組を覚えていますか。すごろく形式で、会社員が徐々に昇格して行くゲームです。駒を進めて行く途中でクイズが出題され、どれも「○○は、△△より、上か下か?」というように、上か下か(ハイかローか)を当てる二択問題になっていました。今回は、ITとコンピュータに関する数字をテーマにして「クイズITハイ&ロー」をやってみます。

 番組の雰囲気を感じていただくために、ゲームの大まかなルールを説明しましょう。3組の出場者が、社員からスタートして、係長、課長、部長、重役と昇格して行き、ゴールである社長を目指します。サイコロを振る代わりに、トランプを1枚めくり、カードに示された数だけ駒を進めて行きます。その際に、カードのマークに応じて、昇格または賞品を賭けたクイズが出題されます。クイズに正解すれば、昇格でき賞品が貰えます。逆に不正解なら、降格させられ賞品が没収されます。視聴者をハラハラ、ドキドキさせてくれる、なかなか楽しい番組でした。

 番組の初代司会者は、カジノのディーラー風の衣装をまとったキンキンこと愛川欽也さん。キンキンは、頻繁に「ハイ&ロー!」という掛け声を上げて、番組を盛り上げていました。

図

 ITとコンピュータに関する数字をテーマにして、答えが上か下かを当てるクイズをやってみましょう。何も賞品は出ませんが、全部で10問ありますので、正解数が0~1問なら社員、2~3問なら係長、4~5問なら課長、6~7問なら部長、8~9問なら重役、そして見事に10問なら社長、ということにしましょう。それでは、すべての問題に、上か下かでお答えください。ハイ&ロー!

問題1

 初期のPC-9801シリーズに搭載されていた「V30(ヴイ・サンジュウ)」という16ビットCPUのピンの数は、50本より上か下か?

【答えはこちら】