記者の眼
目次
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北朝鮮やランサムウエア、サイバー攻撃リスクとどう向き合う
社会、企業を取り巻くサイバーセキュリティ環境が劇的に変化している。ほんの数カ月前の状況と比べても、サイバー攻撃のリスクや脅威は比較にならないほど大きくなってしまった。リアリティーのあるBCPとしてサイバーセキュリティ対策を組み込むことが待ったなしの情勢だ。
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減少する迷惑メール、でも被害相談が急増している理由
「この3年間、相談件数が増え続けているネットトラブルがある」と聞くと、一体どんなトラブルが思い浮かぶだろう。実は「迷惑メール」だ。何を今さらと思う読者もいそうだが、実はこのところ、右肩上がりで相談件数が増えているという。
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文系女子高生をどん底から救ったプログラミングの魅力
「プログラミングの魅力を知って、大学進学も取りやめてエンジニアの道を選んだ」という19歳の河野湖々さん。人生のどん底にいたときにプログラミングに出合い、強烈な感動を覚えたことが人生の転機になった。
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「純文学テック」はWebと出版の未来を切り開くか
IT×金融の「FinTech」などX-TECH(クロステック)があらゆる分野に広がっている。ヤフーと三島由紀夫賞受賞作家である上田岳弘氏、新潮社、デザイン会社のタクラム・デザイン・エンジニアリングが2017年9月に始めたのは「純文学テック」と呼べる取り組みだ。
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知らないと損をする、フィッシング撲滅の切り札「DMARC」
メールソフトの送信者名欄などに表示される「送信者アドレス」は、送信者が設定できる情報なので信用してはいけない。詐称されていることがある。だが、新しい迷惑メール対策技術「DMARC」の登場により、その常識が変わろうとしている。
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多重下請けの問題をITで解決、ただし建設業界での話
「建設業界はIT業界と似ている」。ここ最近、建設業界向けのサービスを提供するベンチャー企業を取材すると、こんなコメントを聞くことが多くなった。
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「軒を貸して母屋に引き込む」AWS、危うい二人三脚の胸算用
VMwareとAWS(Amazon Web Services)が約1年をかけて提供にこぎつけた新サービス「VMware Cloud on AWS」。オンプレミス環境にあるVMwareベースのシステムを、AWSへ改変の手間無く移行できる。ただ手は結んでも、両社が見る夢は異なる。
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テレワークするなら「週イチ水曜日」がおススメ
「テレワークはやってみれば良さが分かるが、やってみるまでのハードルは高い」。初めてテレワークに取り組んだ企業を取材してこんな印象を持った。そのハードルを乗り越えられそうな一策がある。「週イチ水曜テレワーク」だ。
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プロマネは悪代官を平伏させる印籠を持とう
印籠を見せた途端、悪代官も無法者も平伏する。そういう印籠をプロジェクトに関わる人は持つ必要がある。理不尽な要求を出してくる役員。賛成と言っておきながら協力しない現場の部長。印籠があれば彼らに要求を撤回させ、協力させることができる。
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技術を軽視するIT業界には萌えられない
「萌えるSE残酷物語」がコンセプトのライトノベル『なれる!SE』(アスキー・メディアワークス発行)が2017年8月、16巻目にしてシリーズ本編完結を迎えた。ITproでもたびたび採り上げており、ご存じの方も多いだろう。
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iPhoneの“特別扱い”を崩せるか、KDDIの新料金が呼び込む波乱
秋のiPhone商戦が近づいてきた。携帯電話大手3社はこの時期に合わせて新たな施策を投入するのが恒例となっており、果たして今年はどのような妙案・奇策を繰り出してくるだろうか。筆者が注目する事業者はKDDI(au)である。
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ボットを働き方改革に生かせるか
人材派遣大手のパソナグループは2017年6月、働き方改革を進めるため、社内ITのサポートデスク業務にチャットボットを導入した。それから約3カ月、チャットボットが働き方改革に役立つという確かな手応えを感じている。ただ、成果を出すまでには苦労が少なからずあった。
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クラウドで苦労が増えるデータベースの乗り換え
オンプレミス環境からパブリッククラウドに移行するのをきっかけにOracle DBから他社DBに乗り換える企業が出てきている。米アマゾン・ウェブ・サービスや米マイクロソフトは移行ツールを公開して背中を後押しするが、実際の移行は泥臭い苦労の塊だ。
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社長から「ウチもAIで何かできないか」と言われたときにやってはいけないこと
社長から「ウチもAIやIoTで何かできないのか?」と言われたら、エンジニアはどう対応すべきか。やってはいけないのは「手段のすごさ」のアピールだ。
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夢見るSEじゃいられない
システム開発の現場は厳しい。夢を抱いてSEになったのにこんなはずではなかったと思ったりする。プログラマからSEを経て、プロジェクトマネジャになり、「先が見えるので失敗したことはない」ベテランにプロフェッショナリズムについて尋ねた。
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働き方改革支援の本命は「RPA」だが、もうからない
取材をする先々で「働き方改革の盛り上がりとともに、案件が一気に増えている」「とにかく引き合いが多くて、案件に対応するITエンジニアが足りない」と随所で耳にするのが、「RPA(Robotic Process Automation)」関連のサービスや製品だ。なぜRPAは人気なのだろうか。
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プライバシーが気になる、家族の会話に聞き耳を立てるAIスピーカー
AI(人工知能)が組み込まれたスピーカーが、いよいよ日本の家庭に入ってくる。LINEが開発した「WAVE」だ。話しかけると答えてくれるWAVEは、常に自宅の音に聞き耳を立てる存在でもある。果たして安心して家庭に迎え入れていいものか。先行体験版で検証した。
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富士通は「出島」でNECは「2階」、脱・人月商売は技術者の隔離から
SIビジネスはまもなく衰亡する――。私は「極言暴論」などの記事で一貫して主張してきた。当初ITベンダーの多くは「SIへのニーズが無くなるわけがない」と歯牙にもかけなかったが、最近では「あなたの言うとおり」と言い出し、新ビジネスの創出に本気になっている。その深い理由を説明しよう。
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「VALU」という問題児は革命児に変貌できるのか?
「想定の約10倍だ」――。筆者がVALUを設立した小川晃平氏を訪ねたのは、2017年6月19日のこと。同社は20日間で2万人のユーザーを獲得していた。ところが小川氏は、手放しで喜んでいるようには見えなかった。
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脳を使う究極のインタフェース、ビジネス展開は可能?
脳科学を活用したこれらの技術が2017年になってにわかに注目を集めている。
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