オライリー矢野様より献本御礼。
ktkr.
ね、猫にまたたび状態ですにゃん。「アルファギークに逢ってきた」の脱稿後でよかった。前だったら見とれて仕事にならなかったはず。
本書「ビューティフルコード」は、38人のビューティフルコーダーたちによるコードとエッセイ。コード付きのアンソロジーとしては、空前絶後のクォリティじゃないかこれ。38人のうちわけは、以下の目次を参照のこと。
目次 - oreilly.co.jp -- Online Catalog: ビューティフルコードとO'Reilly Media | Beautiful Codeをマッシュアップして作成
|
|
仕事にならないわけ、わかるよね。
あまりにヤヴァイので、私は本entryを書いたら本書はご~るでんうぃ~くのおんせんりょこ~まで封印することに決めた。多分読む時期としても黄金週間中が最適だと思われる。文字通り黄金となること間違い無しだから。
「美しい」って何だろう。「美しいコード」って何だろう?読みやすいこと?わかりやすいこと?いや、美しいは無理に定義するより、それぞれ「これは美しい」というものを持ち寄ってもらって、それを鑑賞するにつきる。絵画でも文学でもそれは同じ、その意味において本書は「高校生のための三部作」のプログラマー版だといってもよい。
それにしても最近のオライリージャパンはすごいを通り越して恐ろしい。「ハイパフォーマンスWebサイト」が2,000円を切っていたのにもびっくりしたのだが、700ページ近い本書が4,000円しないのも驚きだ。原著が$44.99なのに。しかも、いつもの動物本よりフォントが一回り小さくて、紙は"Camel 3"(分冊されていないProgramming Perlの原著)なみに薄くして、類書なら400ページぐらいの厚さにまとめている。
一コーダーとして読まずに死ねない一冊ですな、こりゃこりゃ。
Dan the Ordinary Coder