前回は小島に「“理解が浅い人”と“理解が深い人”の8つの違い」の途中までを説明しました。
「理解が浅い」,「理解が深い」・・・私たちは日常の仕事の中で,他人を評してこのように言うことがあります。しかし,理解が浅い人と深い人の違いについてまではあまり考えません。
これを突き詰めることで,理解を深くできるかも知れない・・・私はかつてこのように思い,さまざまな人を観察,事例研究しました。これを今回,小島に説明したのです。
さて,今回も次回の続きとして,“理解が浅い人”と“理解が深い人”の8つの違いの続きを説明します。
(1)理解が深い人は目標を持ち,自分にテーマを課す。 理解が浅い人は目標感がなく,自分にテーマを課せない。 (2)理解が深い人はイメージする。 理解が浅い人はイメージしないか,そもそもできない。 (3)理解が深い人は体験する。 理解が浅い人は体験しない億劫な性格である。 (4)理解が深い人は切迫感を持つ。 理解が浅い人は切迫感が弱く,締め切りに緩い。 (5)理解が深い人は常にアウトプットする。 理解が浅い人はアウトプットを嫌がる。 (6)理解が深い人は何でも興味を持ち好きになる。 理解が浅い人はものに興味がなく,無感動で怠惰。 (7)理解が深い人は常に批判的に見て考える。 理解が浅い人は批判的に見れず,疑問を持たず,鵜呑みにする (8)理解が深い人は何回でも根気良く繰り返す。 理解が浅い人は繰り返さず,その場限りですぐ忘れる。 |
今回も,“仕事に役立つ7つの科目”の「(5)思考力」に関する「理解のメソッド」がテーマです。
なお,今回は「芦屋式『理解が浅い人と理解が深い人の8つの違い』スキルアップ・シート」のうち,後半の4つを付録としてPDFファイルで用意しました。前回提供の前半4つとともにぜひご活用下さい。