英語のプレゼンテーションで使える「決めセリフ」今回は,英語のプレゼンテーションで使える表現を集めてみました。
本日はこのような(発表の)機会を得て光栄です。
今日は貴重なお時間をありがとうございます。
始めてよろしいですか?
日頃からのご協力に感謝します。 「協力」は日本語的曖昧表現なので,具体的な内容に置き換えた方がより英語らしくなります。現在形もしくは現在完了形にすることで,「日頃からの」というニュアンスを出すことができます。
英語は苦手なのですが,きょうは頑張って英語でプレゼンテーションしてみます。 この文は直訳すると,「英語は流暢ではありませんが,やってみます。」となります。既にプレゼンテーションを始めているので,「プレゼンテーションする」ということは相手にわかっており言う必要はありません。それよりもこの文のポイントである「やってみる」というニュアンスを強調しましょう。 Give it a try,give it a try (shot) というのはとても英語的なセリフです。少々,インフォーマルな表現なので,TPOを使い分けましょう。
・My English is not great. Please be patient with me. 「苦手」を直訳すると,I am poor at English とか,My English is bad となるでしょうが,語学力について謙遜し過ぎることはありません。Not good ではなく,Not greatぐらいがちょうど良いです。
ポインターはありますか? Is there a laser point? よりは上記の言い回しの方が自然です。ポインターは画面に手が届かない時に便利ですが,指している箇所がはっきりせず,見ている方は目がちらちらするというデメリットがあります。他のプレゼンターをよく観察してポインターの効果的な使い方を研究するとよいでしょう。
もっとゆっくり話してください。
質問は途中で適宜お願いします。発表をとめて頂いて構いません。 To feel free to〜も英語らしい表現で,いろいろな場面に応用が利きます。「遠慮なく〜してください」という意味です。
質問はプレゼンが一通り終わってからお願いします。 「一通り」を直訳しようとして悩んだことはありませんか? 思い切って意訳した方が英語らしい表現にできることが多いです。でもどう意訳したらよいかは曲者です。上手な意訳方法のマニュアルがあるわけではないので,決めセリフは丸覚えするに限ります。
ここまではよいですか? So farはto this point文字通り「ここまで」という意味です。Are you with me?も日本語的発想からは絶対に思いつかないフレーズですね。ここまではよいか?→ ちゃんと付いてきているか? → (落ちこぼれずに)一緒にいるか? という発想の展開です。
何が言いたいのかよくわからないのですが・・・。 I am lostと言えば,普通は「迷子になった」という意味です。けれどもこんな風に打合せの場面で使うこともできるのです。さらに英語らしい表現が,You lost me. 一生懸命聞いていたけれど付いて行けなくなった(非はプレゼンターにある)という微妙なニュアンスを感じさせます。上記のようなコメントが出たら,内容や言い回しが曖昧だという指摘だと解釈します。 言われてみれば「なんだ」と思うような単純な言い回しばかりでしょう? けれども,日本語表現を単純に英訳(直訳)しようとするとなかなか思いつかない表現ばかりではないでしょうか。こんなところからも,英語的発想を練習していきましょう。
臨床医学を目指し、単身アメリカへ渡米。85年にカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)小児精神科看護修士課程を卒業するも、運命の糸に導かれ、会議通訳の道へ。政府間交渉や官公庁をはじめ、主にIT業界において20年にわたり会議通訳を務める。「自然で専門的レベルが高い」通訳にはファンも多い。2003年にグレースコンサルティング設立。業務/経営コンサルティングへ守備範囲を広げる。名古屋大学大学院地球科学学科非常勤講師。
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