日経ソフトウエアとITproは2007年9月7日,ソフトウエア開発者の挑戦を応援するイベント「ITpro Challenge!」を開催します。新しい試みとして,イベントのブログを始めてみました。こちらでイベントの準備状況や当日の模様,準備状況をご報告していきたいと思っております。どうかよろしくお願いいたします。

 このイベントを企画した理由は,前にコラムにも書かせていただきました(記者のつぶやき「ソフトウエア開発者のみなさん,あなたのチャレンジを熱く語ってみませんか」)。ここで短くまとめると,ソフトウエア開発者にとって今ほど挑戦しがいのある時代はないのではないか,プログラマが挑戦することで,世界を変える可能性を持つソフトウエアとサービスが次々と生まれる時代がやってきたのではないか,と感じたことからです。そして,その挑戦を支える,プログラミングを楽しく創造性に満ちたものにするソフトウエア開発のやり方---「ハッカーの流儀」についてもスポットを当ててみたいと考えています。

 その趣旨にご賛同いただき,第一線で戦う開発者4人に講演者としてご登壇いただくことができました。米国でWebチャット・サービス「Lingr」を開発し,世界のユーザーへの普及を目指し戦っているインフォテリアUSA社長の江島健太郎氏。 Debian Projectのオフィシャル・メンバーで,現在Googleのエンジニアでハッカーとして名高い鵜飼文敏氏。はてな取締役CTO(最高技術責任者)の伊藤直也氏。ニコニコ動画のプロトタイプを1人で開発したドワンゴの戀塚昭彦氏――です。

 おかげさまで,一般参加枠は登録を開始した最初の週末で満員になるという大きな反響をいただきました。本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

 ちなみに現在,ライトニング・トークスの発表者枠に2名の空きがあります。8月20日(月)まで追加募集させていただきます。なお,あとからお申し込みいただいた場合に応募者が多数だったときは小飼弾氏に選考をお願いする予定です。

【2007.08.21追記】
応募を締め切らせていただきました。多数のご応募、たいへんありがとうございました。