新たに営業課長を拝命した諸君!元気ですかー?そろそろクタクタになってんじゃないのかなぁ。管理職になると会議が増え、部下の面倒も本格的に見なきゃいけません。全力で突っ走ってきた結果、待っているのは新管理職の五月病。

体がだるい、熱っぽい、朝起きられない。ああ、こういうときのためにドリンク剤ってあるんだよなぁ、でも俺、課長になったんだから、担当の時よりワンランク値段が張るやつ買おうっと!うーん、キクーッ・・・

そんなことヤってる君は・・・夏までもたないw
夏までもった君も暑さで食欲不振、睡眠不足、夏バテ。
そして秋風とともに・・・

さてさて、管理職の仕事ってなんでしょう?
兵隊より頑張って働くのが管理職の仕事ですか?
…答えはNo!

じゃあ楽してていいんですか?
それもNo!

じゃあなんだよって、そんな君の仕事はずばり
「決断すること」で、あります。

担当は決断しません。「決断を上席に促し、上を動かす担当が良い担当だ」ってのは、担当時代の君が言ってたことでしょ。ということで、君は動かされてください。部下の提案をどんどん聞きましょう。なければ催促してください。

「おれに提案をしろ、オレを動かせ! それがお前らの仕事だろ」

もちろん動かないことも決断の一つですが、新任の課長はどんどん踊らされてみることが重要です。そうしないと「あの人はリスクとらない」「安全策オヤジだね」「事なかれ主義の若年寄」「ああ、もう守りに入っちゃったよ」などと速攻でレッテルが張られます。

最初のうちはなんでもかんでもガンガンGOを出しましょう。そうすると心ある部下の一人が「課長、それはちょっと」と言い出します。(その部下はできた部下です。ずっと大事にしましょうね)。そんとき考えればいいんです。

判断力に自信がないって? バカなこといっちゃいけません。会社はあなたのそれに太鼓判を押したからこそ管理職になれたんでしょ?

さあ、早めに動きましょう。同期で上がった人より一番先に失敗するつもりで。ピンチになっても部長も人事部も必ず助けてくれます。なぜなら太鼓判を押した責任があるからですよ、うふふ。

そして、もしあなたが部長だったり、事業部長だったりしたなら。若い管理職にガンガン決断させましょう。そしてそれを後押ししましょう。多少危なっかしくても、内容よりも数で勝負です。成功事例が一発でれば、もうあなたの片腕の出来上がりというものです。

管理職は任命したら、なれるのではありません。肩書と手当を与えれば管理職、というわけではないんです。任命後、ふさわしくなるプロセスを踏む必要があるのです。それにふさわしくなれば、上の席が待っているんです。

例えば、社長の仕事は決断の連続なのですから。