オープンソースの日本語入力ソフト「SKK」は便利!今回は、みなさんが普段よく使われている日本語入力ソフトについてお話します。多くの方がWindowsに添付されている「Microsoft IME」(MS-IME)やジャストシステムの「ATOK」を利用されているかと思います。私はいくつか試した結果、今はフリーソフトの「SKK」というソフトを使っています。 このSKKを使う理由は主に四つあります。
では、実際にどう役立つかをご説明しましょう。例えば、私が去年まで所属していた「筑波大学第三学群情報学類」をMS-IMEやATOKで変換すると、とてもひどい状態になりました。「情報学類」と入力しようとしても、「情報が狂い」となってしまうのです。正しい情報の処理方法を教える情報学類が「情報が狂い」と言われるのはショックです。ところが、SKKならこんな誤変換はありません。人間が大文字と小文字を使って、どこがひらがなでどこが漢字かを教えるからです。 二つ目の理由は、どんなコンピュータでも使えることです。SKKはオープンソースソフトウエアで、様々なシステムに移植されています。Windows用は「SKKIME」、MacOS X用には「AquaSKK」、そしてUNIX系OSでは「skkinput」というソフトが作られています。私のようにWindowsもMacもUNIX系OSも使う人には、日本語変換が同じ方が便利です。 三つ目の理由には、辞書の言葉が豊富であることも挙げられます。特に私のような情報系の人間にはとてもありがたい特徴です。SKK用の辞書はみんながボランティアベースでどんどん単語を追加しているため、膨大な量があります。また、情報関係のユーザーが多いため、一般の人はあまり使わないけれど、情報系の人にはうれしい言葉も登録してあります。例えば、つくばにある「産総研」(産業技術総合研究所)という単語も辞書に入っています。
SKK以外のソフトでは、辞書にない単語を見つけても面倒なので登録しないことが多いと思います。私もSKKを使うまではそうでした。でもSKKを使い始めてからは、どんどん単語を登録しています。今では登録した単語が数千に及びます。このように、自分がソフトや辞書を育てているという実感が持てるのもSKKの一番の魅力だと思います。 PCのカスタマイズというと、壁紙を変えるなど見た目のカスタマイズが最初に挙げられます。日本語入力ソフトを変えると生産性も上がるので、ぜひカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。
SkypeまとめサイトSkypeやろうぜ」の管理人。プログラマの観点からSkypeを解説し,新しい使い方を提案している。Skypeの技術を解説した『入門 Skypeの仕組み』(日経BP社刊)の著者。筑波大学の学生で,4月からは大学院に進学。サークル活動をしたり,学生ベンチャー「ソフトイーサ」の副社長を務めたりとドタバタな大学生活を楽しんできた。この記事へのコメントはSkypeやろうぜ内のページでも受け付けています。また,このITproWatcherへの連載のきっかけとなった連載記事『Weekend Special』(2006年1月13日から毎週金曜日更新)のバックナンバーはこちらへどうぞ。
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