今回も「番外編」名古屋のうまいものシリーズ。写真は名古屋の山本屋の味噌煮込みうどん。とても熱くてみんなはふはふ言いながら食べてきました。味噌煮込みうどんの麺はとてもコシのある麺をつかっています。それが、味の濃い味噌に合います。
今回も「番外編」名古屋のうまいものシリーズ。写真は名古屋の山本屋の味噌煮込みうどん。とても熱くてみんなはふはふ言いながら食べてきました。味噌煮込みうどんの麺はとてもコシのある麺をつかっています。それが、味の濃い味噌に合います。
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 FON(フォン)というプロジェクトをご存知でしょうか?

 FONとは、スペインで始まった無線LANのアクセスポイントを設置するプロジェクトです。日本でも喫茶店などで無線LANを利用できる場所がありますが、FONはあれの大規模版と考えてください。

 FONが他の無線LANのプロジェクトと違うのは、アクセスポイントの設置方法です。一般的なアクセスポイント・プロバイダの場合、アクセスポイントの提供会社がお店などの場所を借りて、アクセスポイントを設置します。しかし、FONを運営する「FON Wireless」(フォン・ワイヤレス)という会社はアクセスポイントを準備しません。FONのアクセスポイントはユーザーに用意してもらうのです。ユーザーは自分のアクセスポイントを他人に開放する代わりに、外出先でアクセスポイントを利用できます。アクセスポイントを設置していないユーザーは、利用料を支払ってアクセスポイントを使います。

 FONの仕組みは、Skypeに似ていると思います。IP電話サービスの多くはSIPサーバーを用意しますが、Skypeの場合はをユーザーのPCがスーパーノードという形で動作するためSkype社は設備をほとんど用意しなくて済みます。SkypeではユーザーのPCを使って、FONではユーザーのアクセスポイントを使ってサービスを利用を提供できる点が同じなのです。SkypeとFONは企業スピリットが近いのかもしれません。SkypeはGoogleなどと共にFONに出資しています (参考記事)。

 このFONが、ついに日本に進出してきました。今現在、アクセスポイントがどんどん増えているようなのです。FONのサイトでもFONのアクセスポイントとして動作させるルーター「La Fonera」を無料で配布していました。

 さて、このFONとSkypeを組み合わせれば、携帯電話のように移動先でもSkypeを使えるのでしょうか? 検証してみましょう。

 と思ったのですが、どうもFONに注目が集まりすぎたらしく、筆者の手元にはまだ「La Fonera」が届いていません。届き次第、Skypeを試してこのブログで紹介したいと考えています。乞うご期待!