先日の4月3日,月曜のことです。お客様から,SOSの連絡が入りました。
「突然,バッチ処理開始が1時間早く開始するようになりましたー」。
現場まで,新幹線で急行します。現場に到着し,時間を調べると確かに時間が進んでいます。さらに調べるとサーバーのタイムゾーン設定にJDTという見慣れぬ設定が含まれていました。
「JDTって一体何? 普通のJSTとどこが違うの?」とつぶやきながら調べてみると,どうやら日本夏時間のタイムゾーンのようです。米国産OSなので,夏時間がデフォルトなのでしょうか。お国柄を考慮して下さいとぼやきたくなります。
2006年4月1日が土曜日だったのが幸いしたかもしれません。平日の日次処理と,年度をしめる年次処理とが夏時間繰り上げにぶつかっていたら,何が起こったか想像したくありません。
そういうわけで,事故レポートを書いています。ちなみに,設定ミスをしたのは,私ではありません。火消しなので発火すると消しに行くだけです。
これから新規インストールするシステムは,タイムゾーンにご注意を!