戸並隆のSEは中流を目指せ!
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目次
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女子は11歳,男子では12歳(2)連続した小さな変化が作り出す衰退のシナリオ
間違いなく,今世紀は脳科学の世紀です。哲学や宗教や文学の領域からだけでなく,“心”が科学的にもアプローチされる時代です。脳科学は,個々のシナプスや脳の部分の研究から,複雑にからみ合って部分に分解できない脳内ネットワークの探求に進んでいきます。
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女子は11歳,男子では12歳(1)ヒトはネオテニーとして生まれる
脳が成長してニューロン構造が一番複雑で密になる年齢は,女子では11歳,男子では12歳だそうです。ゲノムが解読され遺伝子の研究が進めば進むほど,環境の影響が意外に大きいことが分かり始めています。
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生命体は融合に向かう(2)日本型と米国型を超えるニューパラダイムとは
日本は同質性による統合度の高い“擦り合わせ国家”と言われています。しかし,梅棹忠夫さんも言っているように,明治維新で西洋に追いつけ追い越せになる前の日本には,親鸞,空海,道元をはじめ独創的な人間が多かったそうです。
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生命体は融合に向かう(1)量子論と相対論を統合する超ひも理論
素粒子のミクロの世界と,宇宙の謎に迫るマクロの世界。20世紀最大の発見である量子理論と一般相対性理論。その二つを統合しようとしているのが超ひも理論です。
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【Watcherが薦めるこの一冊】ウェブ社会をどう生きるか
いわゆる,Web2.0礼賛本とは全く異質の視点からウェブ社会を見ています。“Web2.0バブル”崩壊が近づいていると警鐘を鳴らす学者や評論家が増えていますが,彼らとも違います。
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ITシステムから見た年金問題考察(3)
システム問題へのすり替えは策謀である年金記録の紛失問題を,システムの問題にすり替えることは断じて許せません。NTTデータも,我々IT側を代表し,主張すべきは主張して欲しい。政府・自民党はITを“犯人”として前面に押し出すことで,国民やメディア,野党の目をそらし欺こうとする魂胆のようです。
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ITから見た年金問題考察(2)
私が社保庁プロジェクトのSEだったら?過去からの様々な杜撰な措置が積み重なった結果が,5000万件の宙に浮いた年金番号です。一挙に解決するのは不可能です。おそらく,社保庁の決断は「年金の裁定申請時に決着させる」だったでしょう。私が社保庁の担当者であっても,そう考えてあきらめただろうと思います。
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ITから見た年金問題考察(1)
COBOLや名寄せシステムの問題ではない情報システムを“犯人”扱いする田原総一朗氏や片山さつき氏の「年金記録紛失問題」への発言は,大衆そのものの感情を代表しています。コンピュータの問題にすり替えれば,それで世論の混乱は収まるかも知れません。しかし,我々SEがほっておけることではありません。
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ネット時代の濃密営業の今後(後編)
自動車ディーラーは購買代理店に変身できるか?私の知っている優秀な営業マネジャーは,営業日報を添削して営業マン本人に返します。営業マンには「日報に書くことが無い時は,お客様のネクタイの柄や,何回自分の目を見たかでも良いから書け」と言います。日報からは,営業マンの嘘や本音や悩みを見抜きます。
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ネット時代の濃密営業の今後(前編)
効率営業と営業事務の効率化とは違う日本人特有のあうんの呼吸や暗黙知コミュニケーションをベースにした濃密性が,効率的営業や営業プロセスの分解・再構築にマイナスになったのは確かです。ところで,「営業効率」や「営業力」とは果して何なのでしょう?
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多様性を失った組織(後編)
異質への寛容と進化の逆流現象「異質への寛容を放棄した社会は厚みを失い,多様性という未来への資産を切り捨てた人類は,進化の袋小路へ迷い込む」。好きなフレーズの一つです。
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多様性を失った組織(前編)
天才とは何か?天才数学者ガロアは21才のとき,女性問題が原因で決闘し,死んだと言われています。彼の数学の業績は時代を超越し過ぎていて,死後15年経ってやっと時代が彼に追いつき,世界は彼の業績を理解できたのです。
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続・繁盛店探検隊(後編)
断わる営業が認知できないドーパミン報酬系前回に続き,春日部の名物お茶屋さんの探検報告です。このお茶屋さん,最初は業者への卸売り専門だったそうですが,価格をたたかれるので,小売りを始めたようです。その40年の歴史はどんな経緯をたどったか?そこに,繁盛店の秘密があるようです。
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続・繁盛店探検隊(前編)
イザ春日部の名物お茶屋さんへ前回までの女性コンサルタント,Kさんのパン屋さんでの話は人気があったようです。今回も引き続き,Kさんに絡んだお茶屋さんの話です。春日部で3割のシェアがある老舗のお茶屋さんです。
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パン屋から食パン屋にして売上2.5倍!(後編)
継続可能なビジネスの前提は正しい執行「美味しいものを懸命に作ってお客様に喜んでもらいたい!」。この気持ちがなければ,商売繁盛はありえません。コンサルタントの彼女は,お客様の視点,生活者の視点でビジネスを見ています。それにそぐわない提案・行動は言下に“No!”です。
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パン屋から食パン屋にして売上2.5倍!(前編)
商売繁盛の第一歩は継続にあり新装開店を機に売り上げを2倍にしたいというパン屋さんの要望に応え,実際の売り上げを何と2.5倍にまで増やした友人のコンサルがいます。私も興味があって,新装オープン3日後にお店に行き,パン屋のオヤジさんとも話してきました。
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世界へのマドルスルー(最終回)
世界のIT市場はサービスへ向かう世界のIT市場はソフトウエアのコモディテイ化が進み,単価下落によりソフト製品の売上が減少し,代わって伸びているのがサービスだそうです。サービスとはコンサルティングやインテグレーション,保守です。
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世界へのマドルスルー(7)
顧客価値の共有とは矛盾の共有矛盾を抱えた現実,全体,混沌,複雑性をそのまま受けとめ対処対応できるのは,擦り合わせ型の統合力です。顧客価値を共有するとは,そもそも矛盾を共有することでもあります。
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世界へのマドルスルー(6)
戦略論に正解はない欧米は,1980年代世界を席捲した日本自動車産業の圧倒的なパワーを学ぼうとしました。そこらの謙虚さは日本が見習うべきところです。逆に言うと競争へのこだわりが,淡白な日本とは比較にならないくらい強烈だということでもあります。
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世界へのマドルスルー(5)
“平凡で強い”は摸倣困難な競争優位モジュラ型は,モジュールをまたがる関係性を大きく変更することは不得手です。オブジェクト技術も,開発に先立って行なわれるクラス間の関係性や構造を定義するオブジェクト・モデリングが重要であり,モデル全体の大きな変更は不得手であることと似ています。
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