注目の書籍

好評発売中!

IT業界徹底研究就職ガイド2013年版

IT/ネット業界で働くと いうことを分かりやす く解説。2013年3月卒 業の学生向けの1冊。

必聴講座ご紹介

Cloud Days Tokyo 2012
クラウド時代を勝ち抜く企業戦略を考える

エムオーテックス


Cloud Days Tokyo 2012
クラウド時代の企業インフラとユーザー環境の姿

ヴイエムウェア


Cloud Days Osaka 2012
クラウドでIT維新を〜ビジネスを加速させるベストプラクティス

アマゾン データ サービス ジャパン

情報システム
多田正行のCRM Watchdog

【2006年のCRM・その3】公共セクターのCRM、コンタクトセンターの再構築始まる

2006/01/12

 行政(国・自治体)、電気やガスなどの公益企業、鉄道など公共性の高い企業は、私たちの生活に欠くことのできないサービスを提供している。日本ではまだ公共セクターにはCRMの概念がほとんどないが、米国では非常に発達しつつある。

 例えば「ヘルスケア・マーケティング」だ。医療や介護は、顧客たる患者との継続的な関係を抜きには考えられない。すでに診療記録を軸にした「Patient(患者) Relationship Management」---つまりPRMという概念が確立しつつある。一方、米国の政府や自治体はコンタクト・センターを活用しており、もはや住民サービスを提供するのに欠かせなくなっている。

 ただし日本の公共セクターに“光”がないわけではない。こうした考え方を導入しようという動きがいくつか見られる。今年は萌芽とも言える事例が出てくるだろう。

コンタクト・センターの再構築始まる
 コンタクト・センターも仕切り直しが始まりそうだ。新しいニーズに合わせてコンタクト・センターを作り直す企業が増えている。また、地方へのコンタクト・センターの誘致も相変わらずし烈だ。企業間のビジネスにコンタクト・センターを活用する動きも見られる。この辺りの動きをレポートしていきたい。

日本のCRMソフト市場に新規参入の動き
 今年、マイクロソフトはCRMソフトを日本に投入する予定だ。この動きが象徴するように、日本のCRMソフト市場はまだ充足されていない。特に、中小企業向けのコンタクト・マネジメントを実践するためのソフトは足りない。きちんと戦略を練れば、市場に参入しユーザーの支持を得られる可能性は十分にある。いくつか参入の兆しがあるので、それも継続的に紹介していく。

CRM製品のユーザー企業
 企業が生き残るためには、CRMの導入と適用が避けられない。過去私がコンサルティングしてきた企業を見ていると、CRMが成功するか“野ざらし”になるかは、CRMに取り組む際の動機や組織風土が大きくかかわる。この点を取材と調査を通じて、再発見していきたい。特に、CRM製品を販売している企業のCRMには格別の関心がある。紺屋の白袴になってはいないかと。

ぜひ双方向で!
 私は、人と会話するということで触発されて手掛かりを得ている。CRM Watchdogについての意見、反論、情報を本記事のコメント欄や crm_watchdog@yahoo.co.jp に遠慮なくお寄せいただきたい。すべてにお返事を差し上げるのは難しいが、可能な限り対応させていただくよう心がける。

 昨年、IT Proを通して多数のご意見や情報を寄せていただいた。2006年はCRMが大きく動くことを予感している。

著者プロフィール

 CRM(顧客関係管理)分野で数々の経験を積んできたコンサルタントの多田正行氏がwatchdog(番犬/監視人)として,CRMの現状や将来を語ります。多田氏は1947年生まれ。現在「eCRM塾」主宰。著書に「売れるしくみづくり」(ダイヤモンド社),「コールセンター・マネジメント入門」(悠々社),「コトラーのマーケティング戦略」(PHP研究所)などがある。

この記事に対するfacebookコメント

nikkeibpITpro

読みましたか? 〜 未読記事をご紹介