矢沢久雄のソフトウエア芸人の部屋
矢沢久雄のソフトウエア芸人の部屋
目次
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コン基礎の教え方の宝庫(5) データベース研修の1日目の内容
私はこうやって教えています~難解な技術をわかりやすく教えるコツ~
最近のIT企業の新人研修(技術研修)で取り上げられている主なテーマは、コンピュータ基礎、データベース、ネットワーク、セキュリティ、アルゴリズム、プログラミング言語、システム開発です。今回は、私がデータベース研修の第1日目で指導している内容を紹介しましょう。
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コン基礎の教え方の宝庫(4) OSって何だろう?
私はこうやって教えています~難解な技術をわかりやすく教えるコツ~
新人ITエンジニアにOSの役割を教えるのは、なかなか難しいものです。OSには様々な機能がありますが、それらを個別に説明していくと、新人さんに「そもそもOSって何なの?」という疑問が残ってしまいます。
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コン基礎の教え方の宝庫(3) なぜ論理演算を学ぶのか?
私はこうやって教えています~難解な技術をわかりやすく教えるコツ~
前回の浮動小数点数と同様に、論理演算も新人さんたちが苦手とする分野の1つです。「AND、OR、NOTという演算があって、それぞれの演算結果を真理値表にまとめるとこのようになります」という説明でも、新人さんたちは、それなりに理解してくれるでしょう。しかし、新人さんたちには、大きな疑問が残ります。「な…
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コン基礎の教え方の宝庫(2) 固定小数点数と浮動小数点数
私はこうやって教えています~難解な技術をわかりやすく教えるコツ~
固定小数点数と浮動小数点数は、どちらもコンピュータが小数点のある数を取り扱う形式です。どちらも、やや難解であまり面白くない(かな?)ので、堅苦しく説明したら新人さんたちは拒絶反応を示すでしょう。どのように説明すればよいか、講師を務める筆者は、いつも頭を悩ませています。筆者の教え方を紹介しますので、…
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コン基礎の教え方の宝庫(1) 2進数の手ほどき
私はこうやって教えています~難解な技術をわかりやすく教えるコツ~
第1回のテーマは「2進数」です。学生時代に、ほとんどコンピュータの勉強をしていない新人さんたちを対象として、楽しくわかりやすく2進数を教えるには、どのような切り口にしたらよいでしょう。最初に何を教えて、次にどのように展開するか、一緒に考えてください。
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ライター矢沢の著作日記[14] 誰か拾って、この企画
書籍でも雑誌記事でも、企画を考えるのは、とっても難しいことです。一生懸命考えた企画が、あっさりボツになることも多々あります。今回は、そんなボツ企画の一部を紹介させていただきます。私としては絶対に売れる企画だと思っていたのに、出版社さんがダメだと言うのです。どこがダメないのか、皆さんのご意見をいただ…
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ライター矢沢の著作日記[13] ITpro EXPOでお会いしましょう!
1月30日(水)~2月1日(金)の3日間、東京ビッグサイトでITpro EXPOが開催されます。私は、1月31日(木)の15:00~15:20に、メインステージでミニトークショーをさせていただくことになりました。この記事をお読みいただいている皆さんにお会いできる絶好の機会です。ご参加お待ちしており…
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ライター矢沢の著作日記[12] 夢の印税生活
「矢沢さん、ライターやってるんですって。いいなぁ。夢の印税生活じゃないですか!」と言う友人が多くいます。これは、誤解です。コンピュータ関連のライターは、残念ながら夢の印税生活と呼ばれるほど儲かりません。夢の印税生活は、「夢」なのです。今回は、ライターの収入についてお話させていただきます。
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ライター矢沢の著作日記[11] 最初のサンプルプログラムは何がよいか
これまでに私は、いくつかプログラミング言語の入門書を書いてきました。きっと、私の本を読んで、生まれて初めてプログラミングを経験する読者もいるはずです。最初に紹介するサンプルプログラムの内容は、どのようなものがよいでしょうか。実際に紹介したサンプルプログラムをお見せしますので、皆さんのご意見をいただ…
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ライター矢沢の著作日記[10] 自由に書いてくださいと言われたらどうしますか
雑誌記事のテーマは、出版社から示していただける場合と、自分で提案する場合があります。これまで様々なテーマで書いてきましたが、1つだけ「テーマなし」という企画がありました。出版社の担当者さんから「矢沢さんが考えていることを、何でもいいですから自由に書いてください」と依頼されたのです。これには、困りま…
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ライター矢沢の著作日記[9] 連載の途中で打ち切りになってしまった記事
私は、これまでに数多くの雑誌記事を書いてきましたが、すべてが上手くいったわけではありません。悲しいことに、連載の途中で打ち切りになってしまったものもいくつかあります。なぜ打ち切りになってしまったのか、私なりに原因を振り返ってみます。
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ライター矢沢の著作日記[8] もうすぐ連載100回になる雑誌記事
現在、日経パソコンに掲載させていただいている「ワカれば『もっともっと』楽しいコンピューター」という記事は、今年の11月で連載100回となる予定です。連載を始めたばかりの頃は、まさかこんなに長く続くとは夢にも思いませんでした。コンピュータ雑誌の連載記事は、6回または12回というのが一般的だからです。…
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ライター矢沢の著作日記[7] タダでもやりたいインタビュー記事の仕事
今回から、雑誌記事にまつわるお話をさせていただきます。これまで、どれぐらい雑誌記事を書いてきたでしょう。正確な数はわかりませんが、500本ぐらいは書いていると思います。記事の種類には、技術解説、製品紹介、書評、エッセイ、インタビューなどがあります。その中で、私が最も好きなのは、インタビュー記事です…
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ライター矢沢の著作日記[6] 共著は仲間たちとの記念碑
一人で黙々と1冊の本を書き上げるより、共著の方がぐっと気持ちが楽になります。「一人じゃないんだ」と感じられるからです。共著の場合は「これは自分の作品だ」という気持ちが薄れます。印税も少なくなります。ただし、その代わりに「共著者との友情」という大きなプレゼントをもらえます。共著は、なかなかいいもので…
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ライター矢沢の著作日記[5] 翻訳書でライターデビュー
「ライターデビューしたいのだけれど、なかなか時間が割けない」という人は、手始めに洋書の翻訳から始めてはいかがでしょう。英語力は、ほどほどで大丈夫です。コンピュータ書の内容は、「○○は△△である」という単純な文書だけだからです。
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ライター矢沢の著作日記[4] 私の企画書をお見せします
「本を書いてみたい」と思ったなら、まず企画書を書いてください。でも、どんな風に企画書を書けばよいかわからないですよね。そこで、今回は、私が2年前に書いた「標準C#入門(ソフトバンククリエイティブ刊)」の企画書を例にして、書き方のポイントを説明しましょう。少しでも参考になれば幸いです。
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ライター矢沢の著作日記[3] コンピュータ書をロングセラーにするのは難しい
今回は、これまで私が書いてきた本の中で、最も長く売れ続けている作品を紹介します。それは、『プログラマ養成入門講座Visual C++』(翔泳社刊)です。1999年に初版第1刷が発刊されてから2007年(今年です)の第20刷まで、何とビックリ9年間にも及ぶロングセラーとなっています。変化が激しいコン…
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ライター矢沢の著作日記[2] 誰が何と言おうと、これが私の最高傑作なんです
映画俳優のチャールズ・チャップリンは、「あなたの最高傑作は何ですか?」と聞かれると「next one(次の作品です)」と答えたそうです。カッコイイ!私も真似して「私の最高傑作は、次に出る本です」と答えているのですが、本音を言うと『C言語で学ぶプログラミング基礎の基礎』が最高傑作だと思っています。
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ライター矢沢の著作日記[1] 『プログラムはなぜ動くのか』はなぜ売れたのか?
自称ソフトウエア芸人の私には、講師とライターという2つの芸があります。これまで「講師ヤザワのセミナー日記」と題して、私の講師経験をお話ししてきました。今回から「ライター矢沢の著作日記」と題して、これまで私が書いてきた書籍や記事にまつわる経験談を披露させていただきます。「自分も書籍や記事を書いてみた…
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講師ヤザワのセミナー日記[14] 半日でマイコン作成を体験
あるIT企業から「新人研修のスケジュールが半日ほど空いているので、何か役に立つことを教えてあげてほしい」というリクエストをいただきました。何がいいでしょうか?あれこれ考えて、マイコンの作成をテーマにしました。現在40歳以降のベテランITエンジニアの多くは、若いときにマイコンの作成を経験しています。…
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