Rubyアソシエーションは9月2日,Ruby言語の公式ロゴの募集を開始した。Rubyアソシエーションはまつもとゆきひろ氏が理事長を務めるRuby普及推進団体。期限は10月1日までで,メールで受け付けている。

 RubyアソシエーションはRuby公式サイトや日本Rubyの会のWebサイト,メーリング・リストのサーバー運用や,コミュニティ支援,イベント開催および支援,Rubyを用いたシステムインテグレーション事業の支援,Rubyグッズの販売,広報などを行う団体として2007年7月に設立された。2007年10月からはRubyの技術者認定試験も開始する(関連記事)。

 「現在,RubyのロゴにはRuby Visual Identity TeamがRuby公式Webサイトのリニューアルに際して作成したRuby logo kitがあるが,プログラミング言語Rubyそのものを表すロゴとして一般に広く認知されるには至っていない。今後Rubyの普及を進めるにあたって,Rubyの公式ロゴが必要であると考えている」(Rubyアソシエーション)。そのため,公募によりRubyの公式ロゴのデザインを募る。選考はまつもとゆきひろ氏が行う。公式ロゴはクリエイティブコモンズのCreative Commons Attribution-Share Alikeライセンスで頒布される予定。

 応募方法やデータ形式などの詳細はRubyアソシエーションの公式サイトに掲載している。