米Appleが1月9日(米国時間)の「Macworld San Francisco」で発表した「iPhone」。同社のSteve Jobs CEOが自らデモしたiPhoneのユーザー・インターフェースを紹介する動画レポートの中編では,主にメッセージング関連のデモを紹介しよう。
→【前編】:Phoneの画面から瞬時にiPodアプリケーションが起動
→【後編】:iPhoneアプリケーション最大の目玉「Googleマップ」を紹介


動画5:留守番電話のメッセージを管理する「Visual Voice Mail」

 動画5では,iPhoneの数字パネルを使った電話番号入力に続いて,「Visual Voice Mail」を紹介している。Visual Voice Mailとは,留守番電話のメッセージを管理するアプリケーションと考えればよい。iPhoneでは,留守番電話のメッセージを,誰が何時に残したものかリスト化して管理できる。今回のデモでは,Al Gore氏から残されたメッセージなどを再生してみせた。

留守番電話のメッセージを管理する「Visual Voice Mail」   動画5●留守番電話のメッセージを管理する「Visual Voice Mail」
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動画6:SMSアプリケーションでタッチパネルからメッセージを入力

 iPhoneではショート・メッセージ・サービス(SMS)も簡単に利用できる(動画6)。文字を入力するのにも,タッチパネルを利用する。SMSアプリケーションを起動すると,タッチパネルの下部にQWERT方式のキーボードが表示される。Jobs氏はこのキーボードを操って,すばやく文字を入力してみせた。

SMSアプリケーションでタッチパネルからメッセージを入力   動画6●SMSアプリケーションでタッチパネルからメッセージを入力
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動画7:画像管理アプリでお気に入りの写真をiPhoneの待ち受け画像に登録

 動画7は,iPhoneの画像管理アプリケーションを使っているところだ。写真を上になぞると,画像がズームし,左右になぞるとズーム部分がスクロールしている。Jobs氏は続いて,お気に入りの写真をiPhoneの待ち受け画像に登録して見せた。

画像管理アプリでお気に入りの写真をiPhoneの待ち受け画像に登録   動画7●画像管理アプリでお気に入りの写真をiPhoneの待ち受け画像に登録
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動画8:iPhoneで写真入りのHTMLメールを閲覧

 iPhoneは「Yahoo! Mail」などのISPが提供する電子メール・サービスを使って,HTML形式の電子メールを送受信できる。動画8は,電子メールの受信ボックス(Inbox)を開いて,写真入のHTMLメールを開いたところである。

iPhoneで写真入りのHTMLメールを閲覧   動画8●iPhoneで写真入りのHTMLメールを閲覧
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