CESの会場に展示された「EXILIM Hi-ZOOM EX-V7」
CESの会場に展示された「EXILIM Hi-ZOOM EX-V7」
[画像のクリックで拡大表示]
主な仕様
主な仕様
[画像のクリックで拡大表示]

 米カシオは2007年1月8日(米国時間)、米ラスベガスで開催中の「2007 International Consumer Electronics Show(CES)」の会場で、7倍ズームレンズを搭載しながら、厚さ0.99インチ(約2.5cm)という薄型デジタルカメラ「EXILIM Hi-ZOOM EX-V7」を発表した。画素数は720万。価格は399.99米ドルで、2007年3月に出荷する。日本での販売は未定。

 EXILIM Hi-ZOOM EX-V7は、レンズをカメラ内に納め、ズーム時に飛び出さない屈曲光学式の構造を採用する。同社のデジタルカメラがこの構造を採用するのは初めて。「高倍率ズームを搭載しつつ薄型を維持するには、この方式が最適だと考えて決断した」(同社)。さらに、「EXLIM Engine 2.0」と呼ぶ新たな画像処理技術も採用。いったんピントを合わせた被写体を追尾して、被写体が動いても焦点を合わせ続ける「Auto Tracking AF」など新機能を盛り込んだ。また、CCDシフト方式の手ぶれ補正機能と、ISO感度やシャッタースピードを自動調整する機能を搭載している。

 H.264/AVCのMPEG-4での動画撮影が可能。レンズ移動の静音化により、動画を撮影しながらのズーム操作もできる。