米Googleは,米国特許の検索サービス「Google Patent Search」(ベータ版)を開始した。Googleが米国時間12月14日に明らかにしたもの。1790年以降の米国特許700万件以上を対象に検索できる。

 Googleソフトウエア技術者のDoug Banks氏が12月13日に投稿したブログ記事によると,同サービスの「Advanced Patent Search」ページを使えば,キーワードだけではなく,特許番号やタイトル,発明者名などの詳細条件で検索できるという。

 検索結果はクレームなどをテキストで表示するほか,全ページを画像で閲覧できる。同社の書籍検索サービス「Google Patent Search」(ベータ版)と同じ技術を利用しており,テキストおよび画像の拡大/縮小やページのスクロールが可能。

 現在Googleは,同サービスによる検索結果の保存機能および印刷機能の開発を進めている。

 米メディア(InfoWorld)によると,Googleは「Google Patent Searchの検索対象を,当社が各種サービスで対応している英語以外の言語にも広げたい」と述べたという。

[プレスリリース]
[Banks氏の投稿]