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話題の仮想世界「Second Life」に突入取材,そこには「小京都」もあった
インターネット上で仮想世界を楽しめるサービス「Second Life」の利用者数が米国を中心に急拡大している(写真1,図)。実世界では手の届かない豪邸を購入したり,普段はできない格好で着飾るなど利用の仕方は様々。仮想空間内で新たなビジネスを始め,リアルな利益を稼ぎ出す個人も増えているという。 いったいこの世界では何が起きているのか。Second Lifeの日本語版が始まる直前の今,英語版の仮想コミュニティーを取材した。
キャラクターは「原宿ギャル」を選択取材の出だしはややつまずいた。Second Life(以下,SL)を楽しむためには比較的高いスペックのパソコンが必要だ。普段,私が仕事で使っているソニーのバイオノート(約4年前に購入)ではビデオカードが対応していないことが判明。そこで自宅にあるアップルコンピュータの「パワーブックG4」にSLのソフトをダウンロードし直した。 サービスに加入して最初に決めなければならないのは仮想世界内で自分の分身となるアバターの名前と姿だ。ファースト・ネームは自由に決められるが,苗字は複数の選択肢の中から選ばなければならない。アバターの姿や格好も最初はいくつかのデザインの中から一つを選ぶ仕組みになっている。ただ,性別を含め,姿は中に入ってからいつでも自由に変えられる。 私のアバターは「Noriko Cleanslate」。「Clean slate」とは英語で「白紙」という意味で,その時点で原稿が白紙だった私の名前にはちょうど良い。姿は「原宿ギャル」。髪の毛が青くて,Tシャツに大きく「原宿」と書いてある。このサービスを提供する米リンデンラボ社(本社はサンフランシスコ市)では日本人も働いているようで,苗字やデザインに日本語が入っていることも少なくないのだ。
他のアバターと友達になる中に入ってまず降り立ったのは「Orientation Island」(オリエンテーション島)。ここで動き回り方や様々な操作の方法を学ぶ。SLは中での自由度が高いので,それだけ覚えることも多い。面倒がらずにしっかり練習しておくのが,後々,快適に過ごすためのコツだ。 SLでは近くにいるアバターたちとチャットができる。まず私に話しかけてきたのは犬の姿をしたEJさんだった。各アバターの頭上には必ず名前が浮かんでいる(以後,記事中では,本名またはアバター名を使って良いとの了承を得た場合を除き,アバターのイニシャルを使うことにする)。
EJ「のりこ,ゴミ箱にぶつかっているよ」 しばらく話をしていると画面右上にポップアップが現れた。「EJはあなたと友達になりたがっています。友達になりますか」。「Yes」をクリックして友達になると,相手がログインしているかどうかや,相手の居場所をいつでも確認できるようになる。相手を自分のいる場所にテレポートさせることも可能だ。
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