フィンランドのNokiaが現地時間11月27日,携帯電話ゲームに関する調査結果を発表した。それによると携帯電話ゲーム・ユーザーは,高画質でマルチプレーヤ型などを好むことが分かった。

 携帯電話でゲームをする頻度は,週に1回以上が80%を占め,さらに34%が「毎日」と答えている。1回の接続でゲームに費やす時間は平均で28分だった。インド,米国,タイはこの平均を上回っており,それぞれ39分,31分,29分だった。

 携帯電話でゲームをする場所は,家と外出時がほとんど変わらず,家でする人が62%だったのに対して,外出時にすると答えた人は61%だった。56%の人は,「ひまつぶし」にゲームを行う。

 携帯電話ゲーム購入の決め手は,質が高いこと(83%),再プレイが可能であること(79%),ジャンルが自分の好みに合っていること(78%)となっている。また携帯電話ゲームに求める要素としては,高画質であること(84%),電話やメールをしながらゲームがダウンロードできること(78%)となった。

 また購入前に試用できることも重要だ。トライアル・サービスがあれば,週に2~3種類試すという回答者は43%にのぼる。1種類だけ試してみるという回答者は21%だった。

 携帯電話ゲームでもマルチプレーヤ型が人気だ。45%は月に1回以上マルチプレーヤ型のゲームをする。インドでは56%が「週に1回」,25%が「毎日」マルチプレーヤ型ゲームをするという。複数人数でゲームを戦うだけでなく,共有を望む意見も多い。62%が「ゲームのデモ版を友人と共有したい」,79%が「友人からゲームを紹介されれば試してみたい」と述べた。

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