米Microsoftは米国時間11月22日,同社のゲーム機「Xbox 360」向けにテレビ番組や映画を配信するサービスを米国で開始した。ユーザーはオンライン・サービス「Xbox Live」の「Xbox Live Marketplace」を通じてコンテンツを購入およびレンタルできる。

 Microsoftは同サービスとそれに関する米大手メディア企業との提携を11月6日に明らかにしていた。新サービスでは,米CBS,米MTV Networks,米Paramount Pictures,米Turner Broadcasting System(TBS),米Ultimate Fighting Championship(UFC),米Warner Brosなどのコンテンツを,標準解像度(SD)あるいは高解像度(HD)フォーマットで配信する。テレビ番組はダウンロード購入して保存可能だが,映画はレンタルとなる。

 コンテンツの購入には「Microsoft Point」を使用する。Microsoft Pointは,Xbox Live経由で購入できる。1000ポイントは12ドル50セント。販売店でもポイント・カードを販売しており,1600ポイントのカードは19ドル99セント。

 「Xbox Live Silver」および「Xbox Live Gold」会員はブロードバンド接続でXbox Live Marketplaceを利用できる。HDフォーマットのテレビ番組は1話あたり240ポイント(約3ドル),SDフォーマットのテレビ番組は1話あたり160ポイント(約2ドル)。新作映画はHDフォーマットが480ポイント(約6ドル),SDフォーマットが320ポイント(約4ドル)。旧作映画はHDフォーマットが360ポイント(約4ドル50セント),SDフォーマットが240ポイント(約3ドル)。

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