米Time Warner傘下のAOLは米国時間11月15日,同社のインスタント・メッセージング(IM)サービスの最新版「AOL Instant Messenger(AIM)6.0」の提供を開始した。同社Webサイトより無料でダウンロード可能。「ユーザーからのフィードバックをもとに,性能と使い勝手を向上させた」(同社)。

 AIM 6.0では,IMをオフライン・ユーザーに送信できるほか,チャットをHTMLファイルとしてパソコンに保存可能な「Conversation Logging」機能を用意する。

 「Mobile Dashboard」を使って,パソコンがオフライン状態にある時や外出中に,携帯電話でIMやアラートを受け取ることができる。「AIM Buddy Updates」機能により,動画共有サービス「YouTube」や写真共有サービス「Flickr」などに投稿した際に,更新情報をRSSフィードでBuddy Listのユーザーに通知可能。

 また,同社のソーシャル・ネットワーキング・サービス「AIM Pages」(ベータ版)と連携させ,自動的に作成されるAIM Pageに「ワン・クリック操作で」(同社)アクセスできるようにした。さらに,Buddy Listに登録可能なユーザーを1000人に増強した。

 「新版では,米国で4200万人以上にのぼるAIMユーザーが,コミュニティ内のやりとりをより自由に管理できる各種機能を提供している」(同社AIM & Social Networking部門担当副社長兼ジェネラル・マネージャのMarcien Jenckes氏)。

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