米Sun Microsystemsと英Canonicalは米国時間11月8日,CanonicalがSunのオープンソース・ソフトウエア「Glassfish」を配布することを明らかにした。GlassFishは,Sunがオープンソースで開発を進めるJavaアプリケーション・サーバー。CanonicalがサポートするLinuxディストリビューション「Ubuntu」上で利用できるようになる。

 また,Canonicalは,AMDのOpteronプロセッサを搭載するSunのx64ハードウエア上におけるUbuntuの動作の認定作業が終わりに近づいていることを明らかにした。同社は,Opteronプロセッサを搭載するSunの「Fire X4100」「同X4200」サーバーおよび「Ultra 20」「同40」ワークステーションにおける動作の認定作業を進めている。動作が認定されれば,Sunのx64ベースのシステム上でUbuntuを運用するユーザーは,Canonicalから5年間のソフトウエア・サポートが受けられるようになる。

 なおSunのUltraSPARCプロセッサについては,Ubuntuでのサポートを既に発表しており,同プロセッサを搭載する「Fire T1000」「同T2000」サーバーにおけるUbuntuの動作が認定されている。

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