米Dellが米国時間11月8日，米Intelのクアッド（4）コア・プロセサを搭載可能な2ウエイ・サーバー6モデルと，2ウエイ・ワークステーション2モデル，1ウエイ・ワークステーション1モデルを発表した。いずれも同日販売開始。
クアッドコア対応サーバーは，「Dell PowerEdge 1900」「同1950」「同2950」「同2900」「同SC1430」「同1955」。2個の「Quad-Core Intel Xeon 5300」を搭載できる。Intelのデュアルコア・プロセサを4個搭載可能な既存モデルに比べ，処理性能は最大63％，消費電力当たりの処理性能は最大40％高いという。価格は以下の通り。
・PowerEdge 1950：1599ドルから
・PowerEdge 2900：1599ドルから
・PowerEdge 2950：1699ドルから
・PowerEdge SC1430：1049ドルから
・PowerEdge 1955：1799ドルから
クアッドコア対応ワークステーションは，Quad-Core Intel Xeonプロセサを2個搭載できる「Dell Precision 690」「同490」と，「Intel Core 2 Extreme quad-core」プロセサを1個搭載する「Dell Precision 390」。Precision 690／490の処理性能について，Dellは「マルチ・スレッド対応アプリケーションで，最大54％高速化する」としている。
価格は，Precision 690が2399ドルから，Precision 490が2149ドルから，Precision 390が2213ドルから。
同日Dellは，「AMD Athlon 64 X2 Dual-Core」ベースの「OptiPlex 740」と，「Intel Pentium D dual-core」ベースの「OptiPlex 320」というデュアルコア・プロセサ搭載デスクトップ・パソコンも発表した。価格は，OptiPlex 740が725ドルから，OptiPlex 320が585ドルから。
[発表資料（クアッドコア・サーバー／ワークステーション）]
[発表資料（デュアルコア・パソコン）]
