米Googleは米国時間10月23日に,あらかじめ指定したキーワードやURLによって検索対象を絞り込める「Custom Search Engine(CSE)」を発表した。

 ユーザーは検索インデックスに組み込みたいWebサイト,優先したいコンテンツなどを設定し,専用の検索画面を作成できる。

 また,Googleが提供する「簡単なコード」(同社)を使って,カスタム設定した検索エンジンを自身のWebサイトやブログに組み込むことが可能。検索エンジンのロゴの位置,背景やテキストのカラーなどを自由に変更して,外観を統一することができる。

 広告配信プログラム「AdSense」に参加すれば,カスタム検索エンジンの検索結果に表示される関連広告について,広告収入の一部を得ることも可能。

 そのほか,他のユーザーを招待し,共同でカスタム検索エンジンの強化を図ることができる。

Custom Search Engineは,米国,オーストラリア,カナダ,ニュージーランド,英国といった英語版Googleドメインで利用可能。他の地域および言語への対応も「できるだけ早く進める」としている。

 なお,同社Webサイトでは,Custom Search Engineを使ってカスタム検索エンジンを組み込んだWebサイトの事例を紹介している。

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