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 米Googleは米国時間10月18日に,広告主向けツール「Website Optimizer」のベータ版を発表した。広告主は同ツールを使って複数のランディング・ページ(広告をクリックしたユーザーが訪れる最初のページ)を試し,成約率向上を図ることができる。

 同ツールを利用すれば,あらかじめ複数用意した「見出し」「宣伝文句」「画像」「グラフ」などをさまざまに組み合わせて,どのデザインがサイト訪問者に対して最も訴求力があるのかを検証できる。

 Website Optimizerベータ版は,同社の有料広告サービス「AdWords」の広告主向けに限定提供する。同ツールの利用は無料だが,Googleが提示する条件に合意する必要がある。

 同ツールは,同社のWeb解析サービス「Google Analytics」の技術を採用。どのランディング・ページが最も高い成約率を導くか追跡および報告する(写真)。「技術に詳しくなくても,簡単に設定できる」(同社)

 デモやサンプルなど,詳細な情報を同社Webサイトで確認できる。

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