米Microsoftは米国時間10月9日に,パソコン向け統合セキュリティ・サービスの新版「Windows Live OneCare v1.5」のベータ運用を開始した。Microsoft主任製品マネージャのGina Narkunas氏が同日,Windows Live OneCareチームのブログへの投稿で明らかにしたもの。v1.5は次期Windows OS「Windows Vista」に対応したほか,米国以外でも利用可能とした。

 Windows OneCare Liveは,会員制の家庭ユーザー向けパソコン管理サービス。ウイルスやワーム,スパイウエアに対抗するだけでなく,パソコン上のデジタル写真/音楽,財務データ,ソフトウエアなどをUSBメモリーやネットワーク経由でほかのパソコンにバックアップできるようになった。さらに,パソコンの処理性能が落ちたり,システムが混乱した状態になったりすることも防ぐという。

 米国以外で利用可能になったのは,オーストラリア,カナダ,アイルランド,ニュージーランド,英国,オーストリア,ベルギー,フランス,ドイツ,イタリア,日本,メキシコ,オランダ,シンガポール,スペイン,スイスの16カ国。対応ソフトウエアは,MicrosoftのWebサイトからダウンロードできる(米国米国以外)。

[Narkunas氏の投稿]