米Mozilla Foundationは,オープン・ソースWebブラウザの次期版「Firefox 2」の製品候補版2(RC2:Release Candidate 2)を公開した。Mozilla Foundationが米国時間10月6日に明らかにした。Mozilla FoundationのWebサイトから無償でダウンロードできる。英語や日本語を含め,39カ国語に対応している。

 RC2は9月に公開した「Firefox 2 RC1」のバグを修正したバージョンで,機能の新規追加や変更はない。ソフトウエア・アップデート機能を有効にしているユーザーは,RC1からRC2に自動アップデートできる。

 対応OSはWindows(Windows XPを推奨),Linux(カーネル2.2.14以降),Mac OS X 10.2.x以降(PowerPCおよびIntel製プロセッサ)。

 米メディア(internetnews.com)によると,Mozilla Foundationは8月に「Beta 2」版をリリースしてから新機能を追加しておらず,今回のRC2の大きな改善点は拡張機能の互換性向上という。また同メディアは,Firefox 2の最終版は10月末に利用可能になる見通しと報じている。

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