米Soundflavorは米国時間10月4日,デジタル音楽の利用に関する満足度を調査した結果を発表した。それによると,500曲以上のデジタル音楽をパソコンに保存している利用者は49%にのぼる。ただし,利用者の64%は「好きな音楽をたくさん持っているが,再生しない曲がある」という。

 利用者の41%が「好きな楽曲をインターネットで検索しにくい」と回答。84%が「好きな楽曲がもっと見つかれば,より多くの曲をダウンロード購入する」と考えている。

 Soundflavorの創設者兼CEOのSteve Skrzyniarz氏は「所有するデジタル音楽が膨大になると,利用者は持っている曲を覚えきれず,再生するのを忘れてしまう。また,数百万曲ものデジタル音楽を販売するオンライン・ストアで好きな楽曲を検索するのも困難だ。利用者は助けなしではデジタル音楽を活用しきれない」と述べる。

 実際,利用者の67%が「楽曲のプレイリスト作成や新しい楽曲の検索を支援するサービスがあれば使用する」と回答した。

 調査は,2006年6月8~12日に米国のデジタル音楽利用者1000人を対象に米Insight Expressが実施した。

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