米Apple Computerは米国時間9月29日,「Mac OS X v10.4.7」のセキュリティ・アップデート「Security Update 2006-006」と,同アップデートの修正内容を含む最新OS「Mac OS X v10.4.8」をリリースした。

 セキュリティ・アップデートでは,主に「Safari」ブラウザのセキュリティ・ホールにつながる可能性のあるCFNetworkの不具合をはじめ,Flash Player,ImageIO,Kernel,LoginWindow,Preferences,QuickDraw Manager,SASL,WebCore,Workgroup Managerの脆弱性を改善した。

 CFNetwork,Flash Player,QuickDraw Manager,SASL,WebCoreのアップデートは,「Mac OS X v10.3.9」も対象となる。

 米メディアの報道(internetnews.com)によると,同社は今回のアップデートで15件にのぼるOSのセキュリティ・ホールを修正しているという。

 Security Update 2006-006とMac OS X v10.4.8は,自動アップデート機能「Software Update」を使って適用可能。あるいは同社の「Apple Download」サイトからインストールできる。

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