「MBW-100」と同等の機能を持つ「Fossil Caller ID(FX6001)」
 スウェーデンEricssonとソニーの合弁企業Sony Ericsson Mobile Communicationsが,Bluetooth経由で携帯電話機を操作可能な腕時計「MBW-100」を米国時間9月28日に発表した。2006年第3四半期に世界各地で利用可能とする。価格は399ドル。デザインは米Fossilが担当した。

 MBW-100はBluetooth 2.0で携帯電話機と通信して,さまざまな操作が行える。アナログ式の時計の下部に有機LED(OLED)画面を備え,着信通話の発信者名と電話番号や,テキスト・メッセージの着信通知を表示する。

 着信した電話に出られない場合は,MBW-100のボタンを押すと留守番電話機能に応答させることができる。携帯電話機の音楽再生機能に対応し,再生や一時停止,スキップといった操作が行える。さらに,携帯電話機から離れると警告を発し,携帯電話機の置き忘れを防ぐ。

 重さは187.5グラムで,30メートル防水。Sony Ericssonの携帯電話機「K610」「K610i」「K618」「K790」「K800」「V630」「W710」「W810」「W850」「Z610」「Z710」との接続が可能。

 またFossilは米国とスウェーデンで現地時間9月28日,MBW-100と同等の機能を持つ腕時計「Fossil Caller ID(FX6001)」「ABACUS MobileWear(AU6001)」「ABACUS MobileWear(AU6002)」を発表した。

 Fossil Caller IDは10月終ごろより米国でのみ販売する。価格は250.00ドル。ABACUS MobileWearは2モデルとも10月中旬から,米国とドイツ,英国で販売する。価格はいずれも200.00ドル。

[発表資料(Sony Ericsson)]
[発表資料(Fossil,その1)]
[発表資料(Fossil,その2)]