米Palmが,2007会計年度第1四半期(2006年6~8月期)の決算を米国時間9月21日に発表した。売上高は3億5580万ドルで,前年同期の3億4220万ドルに比べ4%増えた。会計原則(GAAP)ベースの純利益は1650万ドル(希薄化後の1株当たり利益は16セント)。前年同期は1820万ドル(同18セント)だった。

 非GAAPベースの純利益は2150万ドル(希薄化後の1株当たり利益は21セント)で,前年同期は1370万ドル(同13セント)。営業利益は2340万ドルで,前年同期の1830万ドルから28%増加した。

 当期の業績について,Palm社長兼CEOのEd Colligan氏は「多くの分野が好調で,特に増益と(スマートフォン)『Treo』の売り上げが目立った」と述べる。

 またPalmは,今後の業績見通しについても明らかにした。2007会計年度第2四半期(2006年9~11月期)の売上高は4億3000万~4億5000万ドル,GAAPベースの希薄化後の1株当たり利益は15~18セント(非GAAPベースは20~23セント),GAAPベースの粗利率は33.3~33.8%(同33.5~34.0%)を見込む。

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