米Six Apartは米国時間9月7日,米Rojo Networksを買収したと発表した。Rojoは,RSSリーダーやソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)を結びつけたRojoやコミュニティ型ニュース・サイトのNooZを運営している企業。買収金額は明らかにしていない。

 買収により,Six Apartは,Rojoの中心的な人材を迎え入れる。RojoのCEO(最高経営責任者)であるChris Alden氏は,Movable Type担当副社長兼ジェネラル・マネージャに就任し,CTO(最高技術責任者)のAaron Emigh氏はコア・テクノロジ担当副社長兼ジェネラル・マネージャとなる。主任設計者のBrad Fitzpatrick氏とエンジニアリング・ディレクタのAndrew Bunner氏はコア・テクノロジ部門に加わり,Jim Ramsey氏もLiveJournalチームに参加する。

 Rojoは買収された後,当面はSix Apartの独立子会社として経営を続ける。RojoとNooZは独立したサイトとして運営を継続するが,サービス事業の大部分については数カ月以内に売却を予定している。Six Apartは,引き続き同社の戦略に従ってブログ用ソフトウエアとサービスに注力していくという。

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