米CodeWeaversは米国時間8月31日,米Intel製プロセサ搭載Macintosh(Intel Mac)でWindows用アプリケーションを利用可能とするソフトウエア「CrossOver Mac 6.0」のBeta 1を公開した。CodeWeaversが同日明らかにしたもの。60日間試用可能なBeta 1が,同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。PowerPCプロセサ・ベースのMacには対応していない。

 CrossOver MacをIntel Macにインストールして実行すると,Windows向けアプリケーションをそのまま動かすことができるという。使用にあたり,Windowsを導入する必要はない。

 CodeWeaversはCrossOver Macに関する情報源として,FAQページフォーラム互換性情報センターを運営している。フィードバックの受付窓口も用意する。

 さらにCodeWeaversは,CrossOver Mac 6.0製品版の購入予約をWebサイトで受け付ける。予約すると,割引価格39.95ドル(通常価格は59.95ドル)が適用されるほか,サポート期間が通常より3カ月長い15カ月に延長される。

 米メディア(InfoWorld)によると,CrossOver Macはオープンソース・プロジェクトWine Projectの成果をベースにしており,Macの再起動や仮想化マシンへの切り替えを行うことなく,Mac用アプリケーションと同じFinderインタフェース経由でWindowsアプリケーションを利用できるという。

[発表資料]
[CrossOver Macベータ版の紹介ページ]