東芝の資料に掲載された携帯音楽プレーヤの写真
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米Microsoftが米Apple Computerの「iPod」に対抗するブランドとして開発を進めている「Zune」の携帯型デジタル・オーディオ・プレーヤは，東芝が製造するようだ。東芝が米国時間8月24日に米連邦通信委員会（FCC）へ提出した書類にはZuneについて言及した部分がある。
書類の中で「モデル番号1089」としている携帯型デジタル・オーディオ・プレーヤは，記録容量30Gバイトの1.8インチ・ハード・ディスク装置（HDD）と3インチの液晶スクリーンを搭載。USB2.0インタフェースやFMチューナを備え，IEEE 802.11gおよび802.11bをサポートする。
無線設定を「オン」にすると，無線範囲内で他のユーザーとの間で，互いのデバイスから楽曲，アルバム，プレイリストのプロモーション用コピーを受け取れるほか，デバイスに保存している写真をやりとりすることが可能。また「DJ」機能を使えば，最大4人のユーザーに，現在聞いている曲を同時に聞かせることができる。
MicrosoftはZune製品を2006年のホリデー・シーズンにリリースする予定だ。最初に投入するのは「携帯用MP3プレーヤと連携する音楽サービス」だという（関連記事）。
なお，東芝の書類には「Zune」以外に，「Pyxis」「Argo」という開発コード名も記載されている。
[東芝の提出書類（1）]
[東芝の提出書類（2）]
[東芝の提出書類（3）]
[東芝の提出書類（4）]
[東芝の提出書類（5）]
[東芝の提出書類（6）]
[東芝の提出書類（7）]
[東芝の提出書類（8）]
