米Novellは米国時間8月9日,セキュリティ情報管理ソフトウエアの新版「Sentinel from Novell」を発表した。同ソフトウエアのセキュリティ情報/イベント管理(SIEM)機能は,同社の「SUSE Linux Enterprise Server(SLES)」およびID管理製品のID/アクセス管理(IAM)機能と連携可能。新版では対応言語として,ドイツ語,フランス語,スペイン語,イタリア語,ポルトガル語を追加した。

 Sentinel from Novellは,Novellが2006年4月に買収した米e-Securityの「Sentinel 5」をベースとするソフトウエア(関連記事:米Novell,セキュリティ管理の米e-Securityを7200万ドルで買収)。組織内のネットワーク経由でIAM製品,ファイアウオール/ルーターなどのシステム,アンチウイルス・ソフトウエアなどからセキュリティ情報を集め,一元管理できる。

 Novellは「コンプライアンスとセキュリティ・リスクの管理が,単一の統合監査インフラで実施可能となる」としている。

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