中国のLenovo Group(聯想集団)が現地時間8月3日,2007会計年度第1四半期(2006年4~6月)の決算を発表した。第1四半期の連結売上高は35億ドルで,前年同期から38%成長した。リストラ費用1900万ドルを除いた税引き前利益は3400万ドルだった。リストラ費用を含めた場合の税引き前利益は1500万ドル(1株当たり利益は6セント)となる。

 リストラ費用を除いた,株主に配当可能な利益は500万ドル。また,6月30日時点の現金準備金は7億4100万ドルだった。

 当期のパソコンの出荷台数は前年同期比12%増で,業界平均の同9%増を上回った。地域別にみると,中国本土の連結売上高は13億ドルで,同社の総売上高の39%を占めた。出荷台数が前年同期比30%増ときわめて好調である。

 米大陸は10億ドルで総売上高の29%。出荷台数は前年同期から6%成長した。アジア太平洋地域は4億6100万ドルで全体の13%。出荷台数は同3%増。「インド市場が堅調だったほか,日本での業務が改善した」(同社)。欧州/中東/アフリカ(EMEA)は6億6200万ドルで,全体におけるシェアは19%。出荷台数は同12%減となった。

 事業別にみると,ノート・パソコン分野の連結売上高が18億ドルで,出荷台数は前年同期比23%増。デスクトップ分野は15億ドルで,出荷台数は同7%増だった。また,モバイル・ハンドセット事業も急伸しており,出荷台数は同97%増。同社は,「革新的な製品を投入したことで市場シェアを大幅に伸ばすことができた」と説明する。

 「当期は期待通りの業績をあげることができた。当社の強みは,SMB(中小企業)市場など,急成長を遂げつつある分野で足場を固めていること,そしてパソコン事業において明確な戦略を持っていることである。また,中国市場での勢いを足がかりに,海外における地位固めも行う計画だ」(Lenovo Group会長のYang Yuanqing氏)

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