米Mozilla Foundationは米国時間8月2日に,オープンソースのWebブラウザ「Firefox」のバグ修正版「1.5.0.6」を公開した。Windows Mediaコンテンツの再生にかかわる不具合のみを修正した「Stability Update」(安定性アップデート)で,セキュリティ面の修正は施していない。Mozilla FoundationのWebサイト(その1その2)からWindows/Mac OS X/Linux版を無償でダウンロードできる。対応言語は,ドイツ語,フランス語,スペイン語,日本語,中国語(簡体字/繁体字),韓国語など39カ国語。

 Windows Mediaコンテンツにかかわる不具合の内容について,米メディア(CNET News.com)は「FirefoxがWindows Media Player用プラグインを認識しないため,Firefoxの使用中にビデオを再生できない」と報じている。

 Firefoxの自動アップデート機能を有効にしている場合は,「24~48時間以内に自動アップデートの通知が出る」(Mozilla Foundation)という。

 なおMozilla Foundationは,7月26日にセキュリティ修正版の「Firefox 1.5.0.5」を公開したばかり。

[Firefox 1.5.0.6のリリースノート]
[Firefox 1.5.0.6アップデート情報掲載ページ]