米Amazon.comは米国時間7月31日,図書館向けサービス「Library Processing」の開始を発表した。Amazon.comサイトより書籍やメディアを購入する図書館は,書籍目録のためのMARCデータ,バーコード,透明保護シートによる装丁といったサービスをオプションで利用できる。

 Library Processingを利用するには,同社Webサイトにアクセスして,希望するサービスを指定したプロフィールを作成する。その後,注文時に同サービスの適用を指示するだけでよい。

 同社は,「エンド・ツー・エンドのサービスにより,図書館はコストを削減し,書棚に書籍を並べるまでの時間を短縮できる」と説明している。

 ちなみにAmazon.comは過去1年間に,各種サービスにアクセスできる「Librarians' Store」ページ,オンライン請求書発行サービス,事前に指定した分野の新刊をメールで通知する「Approval Slips」機能を提供するなど,図書館向けサービスの強化に取り組んでいる。

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