米SourceLabsは米国時間6月28日に,企業向けの自動ソフトウエア・サポート・システム「SourceLabs Continuous Support System」を発表した。プロダクション・アプリケーションを継続的に監視し,障害が発生する前に問題を特定して解決できるようにする。

 同社CEO兼共同設立者のByron Sebastian氏は同システムについて,「高度な診断機能でセキュリティの問題やソフトウエアの欠陥を事前に通知し,顧客のニーズに応じた詳細な分析情報を提供する」と説明した。顧客企業の環境に合わせて設定可能な自律診断機能を備えており,問題点を特定し,あるいは診断不明な情報を収集して整理する。これにより,トラブルが発生した場合にSourceLabsのサポート・チームが短時間で調査および修復できる。診断結果をもとに,障害やトラブルに関する多数のシグネチャ・データベースとパターン照会を行い,原因および解決法を探し出す。

 また,通知サービス「SourceLabs Security and Vulnerability Notification」により,障害に発展する可能性のある問題や,動作停止を回避する手段などの情報をユーザーに毎日配信する。

 SourceLabs Continuous Support Systemは「SourceLabs SASH for Java Middleware」向けサポート契約の一部として提供する。

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