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 米blinkxは米国時間6月27日,同社のビデオ検索サービス「blinkx.tv」において,一般ユーザーが投稿したビデオだけを検索できる「Garage Video Channel」の提供を開始した。

 blinkx.tvでは,約400万時間以上に相当するビデオを検索できるが,そのうちアマチュア・ビデオが占める割合は約25%だという。「Garage Video Channelを用意することで,最近人気が出てきたアマチュア・ビデオだけを効率的に検索できるようにした」(同社)

 同社はまた,ビデオ・クリップをフルスクリーンで表示できる「Movie Mode」機能を発表した。1つのビデオをフルスクリーン・モードで再生中に,他の検索したビデオを画面下にアイコン表示することも可能。同社は,「テレビのチャンネルを切り換えるように,マウスでアイコンからアイコンへと移動して,任意のビデオを再生できる」と説明する。

 米メディア(InfoWorld)によると,ビデオ共有サイト「YouTube.com」では5月の訪問者数が前月から倍増しており,一般ユーザーによるビデオの投稿と共有が大きな人気を集めている。このような流れを受け,米Googleや米Yahoo!も自社サイトでビデオ共有機能を提供するなど,アマチュア・ビデオを対象とした機能拡充に努めているという。

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