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米Microsoftが，ソースコード共有ポータル・サイト「CodePlex」を英国時間6月27日に発表した。Microsoft社のソースコード開示制度「Shared Source Initiative」にもとづくソフトウエア・プロジェクトを支援するため，ソースコードのほか，共同開発作業に必要なツールや環境を提供する。
CodePlexは2006年5月にベータ運用を開始し，これまでに世界各地から10万人以上がアクセスしたという。既に30種類以上のオープンソース・プロジェクトが活動している。主なプロジェクトには，「Atlas Control Toolkit」「IronPython 1.01 Beta 1」「Power Toys for Visual Studio」がある。
同サイトでは，ソフトウエアの開発，ソースコードの共有，開発者同士のディスカッションが行える。コラボレーション作業向け統合管理機能を備える「Microsoft Visual Studio 2005 Team Foundation Server」でシステムを構築しており，ソース管理，障害追跡，ディスカッション会議室，RSSフィードといったサービスが利用できる。
米メディア（InfoWorld）によると，現時点で約35種類のプロジェクトが存在し，そのうち半分以上がMicrosoft社外部の活動という。
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