米diggは米国時間6月23日に,同社が運用するユーザー参加型ニュース・サイト「digg.com」の刷新について明らかにした。扱うニュースを既存の技術分野以外にも拡大し,ビデオ・コンテンツも対象とする。新たなdigg.comは,6月26日にベータ公開される。

 digg.comでは,ユーザーがインターネット上に掲載されている興味深いニュースやブログ記事を投稿し,それに対して他のユーザーがどれくらい支持したかによってコンテンツの優先度が決定する。2004年10月に開始して以来,登録ユーザーは30万人を超え,1ヵ月当たりのユニーク・ビジター数は800万人以上にのぼるという。

 新たなサイトでは,「技術(ハードウエア,ソフトウエア,設計,業界ニュース,Linux/UNIX,プログラミング,セキュリティなど)」「世界およびビジネス(ビジネス/金融,政治,世界ニュースなど)」「エンターテインメント(著名人,映画,音楽,テレビ)」「ビデオ(アニメ,コメディ,教育,音楽,ゲームなど)」「科学「宇宙,環境,健康,総合科学)」「ゲーム(ゲーム・ニュース,対戦型オンライン・ゲーム)」といったカテゴリおよびサブカテゴリを設ける。

 ユーザーは関心のある特定の分野のみを表示するよう同サイトをカスタマイズできる。投稿したコンテンツを友人が支持した場合や,誰かがユーザー自身を「友達」登録した場合に通知を受け取ることが可能。

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