米Microsoft,6月20日より「Windows Live Messenger」の一般リリースを開始
米Microsoftは米国時間6月19日に,次期版インターネット・メッセージング(IM)アプリケーション「Windows Live Messenger」の一般リリースについて発表した。6月20日より同社Webサイトでアクセス可能とする。
Windows Live Messengerは,従来のIM機能をはじめ,パソコン間の無料通話が可能。パソコンから携帯および固定電話とも安価で通話できるほか,フルスクリーンのビデオ・チャット機能なども提供する。
一般リリースに際して,ドラッグ・アンド・ドロップ操作で容易にファイルを共有できる「Sharing Folders」機能,仲間同士で連絡先リストを共有しあえる「Windows Live Contacts」機能を追加した。Windows Live Contactsは「Windows Live Mail」や「MSN Spaces」からも利用可能で,連絡先情報を常に最新の状態に維持できる。
Windows Live Messengerでは,「Windows Live Search」「Windows Live Local」など他のWindows Liveサービスとの連携により,ユーザーは知りたい情報や道路案内をすぐに見つけたり,ブログやオンライン・アルバムにアクセスしたり,電子メールを送信したりできる。
Windows Live Messenger対応のハードウエアでは,米Uniden AmericaとオランダのPhilipsがIP通話用のコードレス電話を北米向けと欧州向けに発表している。米Motorolaも年内に同様のコードレス電話を発売する予定。
また,Microsoft社がビデオ通信用のウエブカム「LifeCam VX-6000」「同VX-3000」を先日発表した。
そのほか,Microsoft社は米Walt Disneyと協力し,映画「Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest(パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト)」関連のコンテンツを提供する。
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