米Googleは,地域検索/地図検索サービス「Google Maps」をベースとするマッシュアップ・サービス「Summer of Green」の提供を開始した。Google社Google Maps&Earth担当ディレクタのJohn Hanke氏が米国時間5月31日に,同社の公式ブログで明らかにしたもの。

 マッシュアップは,公開されているWebサービスやアプリケーション・コンポーネントを組み合わせて新しいサービスを構築する概念。サービス/コンポーネントを組み合わせる際には,SOAPやREpresentational State Transfer(REST)などのWebサービス向けAPIを用いる。

 Summer of Greenは「環境保護の観点から優れている」(Google社)米国内の観光地5カ所について,Google Mapsと連携させて旅行情報を提供する。Google Mapsの機能を使うことで,観光ルートの決定や自然保護活動の支援ができるという。同サービスの構築には,Earth Day Networkが協力した。

 なお米メディア(CNET News.com)によると,今後Google社はSummer of Greenで紹介する観光地や都市,国を増やしていく予定という。

[Hanke氏の投稿]