WinHEC 2006の展示会場にあるマイクロソフトブースで、Windows Vistaの「Windows SideShow」機能に対応した周辺機器が展示されていた。SideShowとは、ノートパソコン本体や、キーボード/リモコンなどの周辺機器に小型ディスプレイを搭載し、そこからパソコンの各種情報を確認できるという機能だ。
例えばノートパソコンの場合、本体のディスプレイとは別に天板に設置したセカンドディスプレイから、メールやカレンダー、スライドショーなどを見ることができる。操作はセカンドディスプレイの横に搭載された専用ボタンで行う(写真1)。
パソコンを操作するリモコンに小型ディスプレイを搭載したものも展示されていた。Windows Media Center風のGUIで、テレビ番組や音楽コンテンツなどを操作できる(写真2)。写真3はキーボードに搭載したモノクロディスプレイに、パソコンで再生している音楽のタイトルを表示するデモ機。パソコン本体に装着できる携帯音楽プレーヤーの展示もあった(写真4)。パソコン内の写真をスライドショーとして表示するフォトフレームのような機器も検討されているようだ(写真5)。